親鸞聖人 真向きの御影
東本願寺を烏丸に開かれた初代開祖である教如上人から親鸞聖人の御分身として守口御坊に贈られたお墨付き絹本著色親鸞聖人画像です。
御本尊である阿弥陀如来の向かって右手に着座され優しい表情で私たちを見守られています。
松方正義書による石碑
大阪遷都の舞台となった折、大阪を都とする方便として(密かに都を移すことに対し京都の公家が騒がないよう天皇が居て神器があれば其処が都と言うことを暗黙の内に示した)三種の神器の八咫鏡を奉安された内侍所(賢所)があった事を示す石碑です。
松方様は後に日銀を創設、首相を2回勤められました。
玉座
慶応四年三月二十二日明治天皇が三種の神器の八咫鏡を伴って守口御坊にお越しになった際、実際に政治を執られた玉座です。
護衛の「鞘の間」を併設しています。
塀重御門
明治天皇行幸の際、大門(正門)は御車が通らないため急遽大門の隣に拵えた門です。
塀の五本線が格式の高さを表わしています。
梵鐘
太平洋戦争時、重要史蹟(昭和十三年八月文部大臣指定)のため金属回収令を免れ特別保存された梵鐘です。
設置当時のままの姿で、荘厳な音色を奏でます。
本堂
御本尊阿弥陀如来、宗祖親鸞聖人真向きの御影などが祀られた等持院の中心となる建物です。
正面にある重厚な四本柱が格式の高さを表わしています。
御調理品
明治四十三年十月四日 淀川で行なわれた工兵特別大演習の御視察のため当時皇太子であった大正天皇がお越しになられた際の御食事に使用された食器類です。